脳科学の中に「神経美学」と言うジャンルがあり、「美の認知」で知られているセミール セギ氏というアートの大家も存在します。
「美」にはまず、「生物に根ざしている美」があり、その上にもう少し高尚な「人間だけが感じる美」と言うものがあります。
人間の脳には「美」を感じる部位が2箇所あり、
1つ目は快感を感じた時に活動する「即座核」である。直接美しい物を見る事により、心地良さ、快、を感じる。
2つ目は同じ快感でも、交換可能な価値付けをして心地良さ、快を感じる「眼窩前頭前皮質」である。
例えば「希少の物を手に入れる」「それを得る事によりステータスが上がる、高級時計、高級外車を手に入れる」「他人に対し優位性を得られる」等である。
同じものを数多く集める人がいますが、おそらく物に対する直接的な美を求めているのでは無く、同じ物を多く持つ事により快を得ているのです。
この行為は「美しい物」を買っているのでは無く、「快を感じる薬」を買っているのかも知れませんね。
同様に内的自己を満たす為では無く、外的自己を満たす為に美術品を購入する行為もベクトルが幸せを向いてる様には思えません。
コレクターの方は常に自分の持つ最上位に挑み続ける事が健康的だと思います。


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